ルイボスティーは水や熱湯にルイボスという植物の乾燥させた葉と茎からなる茶葉のエキスを抽出したお茶・ハーブティーです。
ではそのルイボスという植物はどのような植物なのかについてご紹介します。
ルイボスとは?
ルイボスは南アフリカ共和国の西ケープ州ケープタウンの北に広がるセダルバーグ山脈一帯にのみ生育するマメ科のアスパラトゥス属の一種の針葉樹です。
ルイボスの正式な学名はアスパラサス・リネアリスといいます。
ルイボスという言葉は現地では「赤い灌木(かんぼく)」を意味します。灌木というのは低木のことです。
ルイボスに含まれる栄養とは?
ルイボスに含まれる栄養といえば、特筆すべきはポリフェノールです。
ミネラルやビタミンも含まれますが、たくさん含まれているわけではありません。
まれにルイボスの説明でミネラルが豊富と紹介されているケースもありますが、豊富といえるほどのミネラルは含まれていませんのでご注意ください。
ポリフェノールの一種としてフラボノイドがありますが、植物由来のフラボノイドは現在9000種類以上確認されています。
ルイボスにも様々なフラボノイドが含まれており、アスパラチンやケルセチン、ルチン、オリエンチン、イソオリエンチンなどのフラボノイドが含まれています。
特にアスパラチンはルイボス固有(ルイボスにしか含まれていない)のフラボノイドです。
ルイボスティーの特徴とは?
ルイボスティーにはポリフェノールが豊富なこと以外にも特徴があります。
・ノンカフェイン
・ノンカロリー
・フルーツ酸(アルファハイドロキシ酸 ※略してAHA)含有
・SOD酵素 ※正式には「Super Oxide Dismutase」(スーパー オキサイド ディスムターゼ)含有
ノンカフェインですので、就寝前に飲んでも問題ありませんし、妊娠中や授乳中、また赤ちゃんが飲んでも問題ありません。
カフェインのある食物から人工的にカフェインを取り除くことをデカフェといいますが、ルイボスティーの場合は元々カフェインを含まないカフェインフリーの飲み物であり、デカフェではありません。
またノンカロリーなので飲み物によるカロリー摂取が気になるダイエット中の方なども安心してお飲みいただけます。
スキンケア化粧品のピーリング成分として知られ美容効果で有名なフルーツ酸も含まれています。
活性酸素除去に役立つとして知られるSOD酵素も含んでいます。
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