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執筆者の写真ルイボスティーアドバイザー

水出しルイボスティーが人気の理由!煮出しイメージからの変化

今はペットボトル飲料でもルイボスティーをよく見かけますし、水出しOKのルイボスティーがたくさんありますので、水出しルイボスティーが当たり前だという認識の方が増えています。


ですが、一昔前のルイボスティーといえばやかんなどで煮出して飲むというのが一般的でしたし、昔からルイボスティーを愛飲されている方の場合は煮出しもしくは熱湯で抽出して飲むというイメージが強いのではないでしょうか?


元々煮だして飲んでいたルイボスティーが最近は水出しがメジャーになってきた背景についてご紹介します。



 

水出しルイボスティーが人気の理由とその背景

 

最近のルイボスティーの多くが水出し可能となっています。


もちろん、水にティーバッグ入りのルイボス茶葉を入れておくだけのお手軽簡単にできることも理由の一つですし、マイボトルに好きなドリンクを入れて持ち運ぶ方が増えているのも理由の一つでしょう。


ニーズがあるからこそ水出しルイボスティーが広まってきたというのは間違いありません。


ですが理由はそれだけではありません。


一昔前は煮出したり、ティーパックに熱湯を注いでホットで飲むのが一般的だったルイボスティーが水出し可能になってきた背景には技術の革新があります。


煮出しや熱湯を注ぐことによって抽出が早くなるということが元々煮出しやホットでルイボスティーを飲む習慣につながっていたのだと思いますが、もう一つ水ではダメだった理由があります。


その理由は茶葉に残っている菌です。


ルイボス茶葉の製造過程でもちろん殺菌は行われていますが、それでも多少は残ります。

そこで煮出しや熱湯による抽出で飲むというのは殺菌効果もあって一石二鳥だったわけです。


殺菌作業を何度も行うとルイボスの風味も失われてしまいます。


しかしながら近年の水出しブームもあって、ルイボス製造に設備投資が行われ、一度の殺菌作業で水出し可能な基準をクリアすることができるようになりました。


例えば、南アフリカにおけるルイボス茶葉のトップメーカーであるルイボス・リミテッド社では2020年に2億5000万円もの設備投資を行い新たな製造ラインを稼働させました。


ルイボス製造は天日干しなど外で行うこともあり、砂や石などの異物が混入するため、取り除く必要がありますが、新しい製造ラインでは異物の取り除き作業が大きく向上し、ルイボスティーの風味はそのままに殺菌や異物除去など製品としての安全性が高まっています。


こういった技術の進歩があり、近年は煮出しやホットだけでなく、安心して水出しでもルイボスティーを楽しむことができるようになりました。

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