top of page
執筆者の写真ルイボスティーアドバイザー

ルイボスティーは茶葉のグレードで選ぶ

ルイボスティーを選ぶ際にはいくつか確認すべきポイントがあります。

その一つがルイボス茶葉のグレードです。


ただし、茶葉のグレードは世界的に統一された規格などはなく、各ルイボスメーカーがそれぞれ定めています。


そのため、スーパーグレードやスーペリアグレード、プレミアムなど様々なグレードが存在し、各メーカーの最上級グレード茶葉同士の比較はできません。


ここでは世界シェア50%以上で65年以上の歴史を誇る南アフリカにおけるルイボス茶葉のトップメーカー「ルイボス・リミテッド社」が定める茶葉のグレードが認知度が高いためご紹介します。



ルイボスティーの風味は茶葉のグレードによって変わってきますので、ご自身のお好みの味を楽しみたい方は是非ルイボス茶葉のグレードにこだわってみてはいかがでしょうか?

 

ルイボス・リミテッド社が定めるルイボス茶葉の3つのグレード

 

現状のルイボス・リミテッド社が定めているルイボス茶葉のグレードについて下記表にまとめました。


発酵茶葉のレッドルイボスに3つのグレードがあり、非発酵茶葉のグリーンルイボスに2つのグレードがあります。

茶葉のグレード

茎の割合

カットサイズ

特徴・用途

風味

レッドマークJP12(旧ルイボスチョイス)

最も多い

一番荒い

単独でのリーフティーとしてだけでなく、他のハーブやフレーバーティーとの相性が良いのでブレンドティーのベースとしても最適

ほのかな甘みとルイボス本来のまろやかな味と香り

レッドマークJP16(旧ルイボススーペリア)

少なめ

均一なショートカットでJP12と比べてより細かい

均一でショートカットされた茶葉は汎用性に優れ、ティーバッグ製品として人気。またペットボトルなどの飲料原材料としても最適

ほのかな甘みと心地良い木の香りや草原の空気を思い出させるしっかりとした味と香り

レッドマークJP20(旧ルイボスクラシック)

最も少ない

均一で繊細な茶葉で最も細かいカット

茎の割合が最も少なく、柔らかい茶葉部分を最も多く含む最上級グレード。日本向け茶葉のうち上位15%以内の希少な茶葉

雑味がなく、短時間の抽出でルイボスレッドと言われる深い色と上品な風味が出る茶葉は最高品質のティーバッグ製品に最適

グリーンマークJP12(グリーンルイボスプレミアロング)

少なめ

グリーンマークJP16より大きな粒で長いカット

圃場から収穫された新鮮な茶葉を集めて作られる全収穫量の5%未満の希少な茶葉。レッドマークよりポリフェノール含有量が多い

ソフトでまろやかな風味は煮出しよう茶葉として最適。他の茶葉の味を引き立てるため、リーフティーやハーブティー等とのブレンドにもおすすめ

グリーンマークJP16(グリーンルイボスプレミアショート)

少なめ

短く均一なカット

グリーンマークJP12と同じ

ほのかな柔らかい緑色と深いまろやかな風味。抽出がJP12と比べより早く、ティーバッグに最適。食事の際の茶としてや和食やエスニック料理との相性も抜群です。


 

ルイボス茶葉のグレードと風味

 

ルイボス茶葉のグレードは単純に良い悪いと分けているわけではなく、開発商品によって適材適所となるように設計されています。


ルイボスの茶葉というのは葉と茎で構成されており、葉の割合が多いほど、茎の割合が少ないほどグレードが高くなり、ルイボスのもつクセや雑味がなくなっていきます。


そのため、ルイボスティーのクセのある風味が好きという方はレッドマークJP12がおすすめですし、ルイボスティーのクセが苦手で飲みやすい味が好みという方にはレッドマークJP20がおすすめとなります。


ルイボス茶葉のカットサイズは煮出しや水出し時間に影響し、より細かく均一なカットであるほど抽出時間が短くなるため、ティーバッグ製品に適します。


グリーンルイボスはレッドルイボスとはまた違った風味ですので、茶葉のグレードと合わせルイボスの発酵・非発酵もお好みに合わせて選ばれてはいかがでしょうか?


ちなみに上記のルイボス茶葉のグレードについての表で紹介した5つのタイプそれぞれに有機JAS認定のオーガニック茶葉が存在します。


要するに茶葉の種類(発酵・非発酵)、茶葉のグレード、オーガニックかどうかで10種類の選択肢が存在しています。

閲覧数:4回0件のコメント

Comments


bottom of page