ルイボスティーアドバイザー

2023年3月15日読了時間: 5分

ルイボスティーはオーガニックかどうかで選ぶ

たくさんあるルイボスティーの中からご自身に合ったルイボスティーを選ぶ際のポイントの一つにオーガニックか非オーガニックかがあります。

オーガニックとは何か？オーガニックかどうかの見分け方は？といった皆様の疑問にお答えします。

植物や農作物といえばオーガニックかどうかが選ぶ際のポイントとなることが多いですが、オーガニックというのはどのようなものを指すのでしょうか？

大前提としてのオーガニックについてご説明します。

オーガニックとは？

オーガニックとは「有機の」や「有機栽培」を意味します。

有機栽培とは本来、化学肥料や農薬を一切使わず、動物や植物から得られる有機肥料を用いる栽培方法です。

野菜などの食品の場合、オーガニックを謳うには世界中にあるオーガニック認証機関にてオーガニック認定を受けていなければなりません。

仮に有機栽培を行っているとしてもオーガニック認証機関の承認を得ていなければオーガニックを冠することはできません。

オーガニック認証機関は世界中にあり、オーガニック認定基準は各機関によって異なっています。

先ほど「有機栽培は本来化学肥料や農薬を一切使わず」にと説明しましたが、実際にはオーガニックとして認められる農薬などもあり、本来の意味のオーガニックであったり、なかったりします。

日本においてオーガニックといえば農林水産省の規格である有機JASがあります。

有機JASマークを商品に掲げるには農林水産大臣が登録した登録認定機関にて認定を受けなければなりません。

世界中のオーガニック認証機関

世界の農産物などのオーガニック認証機関で有名なものを3つご紹介します。

有機JAS

日本の農林水産省の規格

USDA ORGANIC

アメリカの農務省の規格

EUオーガニック認証

EUの欧州委員会の規格

他にも繊維製品などのオーガニック認証機関のGOTS認証や化粧品のオーガニック認証機関のCOSMOS認証などがあります。

オーガニックルイボスティーかどうかの見分け方

たくさんルイボスティーがある中でオーガニックルイボスティーを選ぶためには有機JASマークなどオーガニック認証マークが商品に付いているかどうかを確認しましょう。

オーガニック認証を受けていないルイボスティーはたとえ有機栽培をしていたとしてもオーガニックを謳えませんし、購入する側としても実際に有機栽培をしているかどうかの確認しようがありません。

ルイボスティーがオーガニックである場合、大抵は商品名にオーガニックという文言が入っており、商品にはオーガニック認証マークが付いているものですが、念のため確認しておきましょう。

特にオーガニック製品を多く扱っているメーカーの場合、先入観でオーガニックであるはずだと思い込んで選んでしまうケースも少なからずあります。

必ずご自身の目で商品名や商品パッケージで「オーガニック」や「オーガニック認定マーク」の記載があるかどうかを確認しましょう。

オーガニックでも無農薬ではない場合もありますのでご注意を！

前述しましたがオーガニックでも無農薬ではないケースもあります。

有機JAS規格においては一部の農薬の使用が認められていることもあり、そういった農薬を使用していることもあります。

オーガニック=無農薬ではありませんので、オーガニックであっても農薬の使用の有無は別途確認が必要です。

無農薬のルイボスティーと書かれていれば無農薬ですが、念のため無農薬であることの第三者機関における証明書の有無なども確認すると良いでしょう。

[参考]有機JAS規格における「有機農産物の日本農林規格別表２に掲げる農薬」

オーガニックのルイボスティーの価格が高い理由

オーガニックルイボスティーは非オーガニックのルイボスティーと比べ価格が高くなることが一般的です。

もちろん、有機栽培で手間暇が掛かっていることもありますが、オーガニック認証機関にてオーガニック認定を受けるのにも費用が発生することも理由の一つです。

有機栽培はしているけどオーガニック認証を受けていない農産物も販売されていたりしますが、オーガニック認定を取得する費用面であえてオーガニック認証を取得していない販売者もいます。

もちろん、その場合はオーガニックを謳うことはできません。

品質重視ならオーガニックルイボスティーがおすすめ

オーガニックは安心安全というイメージもあると思いますが、オーガニックだから安全ということは安易にいうことはできません。

ですが、オーガニックルイボスティーを謳っている以上はオーガニック認証機関にてオーガニック認定を受けているということであり、オーガニック認証機関の規格に合格しているルイボスティーであるということは判断できます。

そのため、ルイボスティーの品質が選ぶ際の基準にあるというのであれば、オーガニックルイボスティーを選ばれることをおすすめします。